地域創造委員会
「箕面に新しい“風”を」

地域創造委員会 委員長
大森 渚生
北大阪急行の延伸によって、箕面の中央部はますます活気づき、市内外から世代を問わず多くの人々が集い賑わっています。一方で、1997年は約54,000人もの方が駅を利用し、賑わった阪急箕面駅は乗降客数も約12,000人と落ち込み、賑わいあふれる地域というにはやや厳しい状況となっています。だからこそ、一般社団法人箕面青年会議所(以下、箕面JC)が起点となり、若い世代と地域が共に手を取り「またここに来たい」と思えるような新しい“風”を吹かす必要があります。
まずは、地域の団体との連携を深め、地域活性化へとつなげるために箕面船場ライオンズクラブと共に2021年から継続してきた献血活動を今年度も4月に行います。そして、メイン事業では、阪急箕面駅周辺を「子どもが主役のまち」と位置づけ、地域の人と関わりながら社会のしくみを楽しく学べる場を創ります。箕面市内外の子どもたちが学び、働く喜びや楽しさを感じる、その姿に心を動かされた大人たちがまちの未来を共に考える。そうした「世代を超えた学びと挑戦の場」を生み出すことを目指します。楽しい体験の記憶が、「また箕面に行きたい」「箕面が好きだ」という記憶へと変わり、地域の魅力を市内外へ広げていく力になります。人が訪れ、人が語り、人が繋がることで、持続的な賑わいを育てていきます。また、人と人、人と地域を繋ぐことで、新たな価値と可能性を創出します。地域社会を取り巻く環境が大きく変化する中で、求められているのは、一過性の賑わいではなく世代を超えて愛され続けるまちの魅力づくりです。互いに多様性を認め合い、協働できる関係性を育みながら、箕面に新しい“風”を生み出せるような11月定例会を実施します。
一人ひとりの強みをいかし、箕面の未来を創造するために、子ども、大人関係なく手を取り合い、情熱と行動でまちの可能性を広げます。箕面JCが起点となり次代を担う児童・生徒・学生と共に、新しい“風”を吹かせ、人の想いが繋がり、笑顔が連鎖する地域づくりに挑戦することで「限界突破」を実現します。
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