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「さらなる箕面の魅力へ、おもろい人発掘」

まちづくり委員会 委員長

東條 暁之

　現代社会においてモノよりもコト、「なぜ？」そのモノができたのか、「なぜ？」その人は活動をしているのか、その背景・物語に魅力を感じられることが多くなりました。名所や名産品のモノだけでな く、まちの人やその裏にある背景・物語に注目できれば、成熟したまち箕面も魅力をさらに広げることができます。そして、その魅力を外に発信し、その発信を通じてまちづくりに貢献することが、我々、一般社団法人箕面青年会議所の使命だと考えます。

　まずは、まちの関係者の皆様、お世話になっている方々への感謝の気持ちと今後のつながりを深めるために、新年賀会を実施します。そして、長年にわたり望まれていた北大阪急行延伸開業も今年の3月23 日には実現し、実現し、箕面市の利便性向上や船場地域の活性化が見込まれます。まちが大きく変わっていく中、箕面の「人」に注目し発信することで、その人たちの魅力に動かされ、まちをさらに盛り上げ るチャンスにつながります。そこで、社会課題に取り組んでいる人や、 まちを良くしようと取り組んでいる人など、様々な視点からおもろいと感じる人を発掘し、箕面市内外にその人の魅力を発信するメイン事業を6月に実施します。また、まちを良くするための要素として 重要なのが政治です。今年の夏には、箕面市長の任期満了による箕面市長選挙が実施される予定ですが、前回令和2年の箕面市長選挙において投票率は49.34％と、半数以上の市民が選挙権を行使していません。政治不信や無関心など様々な理由があると思いますが、関心を持ってもらう必要があると考えます。もっと政治に、自分のまちに、関心を持ってもらうために、カジュアルな住民参加型の公開討論会を実施します。

　箕面は立地的にも、環境的にも、人財的にも恵まれているまちでポテンシャルが高いからこそ、視点を変えてアップデートしていくことによって、まちづくりが進んでいきます。モノよりもコト、人とそのストーリーにスポットライトを当てて、その発信を通じてさらなる箕面の魅力を広げていきます。当たり前にあるモノを疑ってみたり、新しい発見を探し回ってみたりすることで、「なぜ？」から始めるふつうアップデート！を実現します。